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元K-1王者・武居由樹 2戦連続1回KO勝利! 来年ボクシング転向の那須川天心との対戦にも意欲

[ 2021年9月9日 21:14 ]

<54.5キロ契約6回戦>ボクシングデビューから2戦連続の1回KO勝ちを飾った武居由樹(中)
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 プロボクシング興行「第80回フェニックス・バトル」は9日、東京・後楽園ホールで行われ、メインの54.5キロ契約6回戦で元K-1ワールドGPスーパーバンタム級王者の武居由樹(25=大橋)は竹田梓(24=高崎)を1回2分57秒TKOで下し、ボクシング転向2戦連続の1回KO勝利を飾った。

 5勝5KO無敗の竹田との一戦は立ち上がりから緊迫した展開となったが、1回終了間際に武居が右ジャブ、ボディー、右フックのコンビネーションで竹田を沈めた。

 「緊張感のある試合で勝つことができて良かった。最後の右フックはガツンという感じではなかったけど、タイミングが良かった」

 3月のボクシングデビューから半年。元3階級制覇王者の八重樫東トレーナーとともにボクシング漬けの日々を送った。この2カ月は元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)ら強豪選手とのスパーリングで腕を磨き、「ボクシング仕様になった」と進化を実感して臨んだ一戦で鮮やかなKO。リングサイドで見守った大橋秀行会長(56)が思わず「驚いた」とつぶやく勝利だった。

 武居は「まだ2戦目。満足はしていない。これから、もっと強い選手と戦って勝ち続けたい。まだまだ、これからです」と先を見据えた。来年にはキックボクシングの“神童”那須川天心(23)がボクシングに転向することを表明している。武居は「僕の方が先に(ボクシングに)来たので、上で待っていたい。試合はしたいです。ベルトが懸かるような試合なら盛り上がると思います」と対戦に意欲を示した。

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2021年9月9日のニュース