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中谷潤人、米国での初防衛戦へ闘志「倒せる場面を見せられたら」

[ 2021年9月9日 09:41 ]

米アリゾナ州トゥーソンから日本の報道陣のリモートで取材に応じたWBO世界フライ級王者・中谷潤人

 プロボクシングのWBO世界フライ級王者・中谷潤人(23=M.T)が8日(日本時間9日)、米アリゾナ州トゥーソンで日本報道陣のオンライン取材に応じ、2日後に迫った同級1位アンヘル・アコスタ(30=プエルトリコ)との初防衛戦に向けての意気込みなどを語った。

 中谷は前日7日(同8日)に合宿地のカリフォルニア州ロサンゼルスから空路で試合が行われるトゥーソン入り。到着後には早速、ロードワークを行い、この日の朝もランニングをしたという。体重はリミットまで残り1.5キロ。「トゥーソンは暑さはあるけど、乾燥具合はロサンゼルスと変わらないかな。汗もしっかり出ているので問題なく、良い調子です」と順調な仕上がりを強調。米国デビュー戦へ「ワクワクしている気持ちが大きい。大きな舞台でしっかり良いパフォーマンスを発揮したい。フライ級で身長がデカくてリーチを生かした戦い方ができるので、そういう部分を見せて、倒せる場面を見せられたらと思っています」と抱負を口にした。

 前日には日本から父・澄人さん、母・府見子さん、弟・龍人さんも合流。食事の用意をしてもらったり、マッサージをしてもらい心身をリフレッシュ。持参してもらった大好物のウナギを計量後の楽しみに、減量の最終仕上げに入る。

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