×

カシメロ挑発も…リゴンドー反撃「彼は私が倒す3人目のフィリピン人になる」

[ 2021年8月13日 12:38 ]

リゴンドー(AP)
Photo By AP

 プロボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州カーソンで行われる。12日(同13日)には公式会見が行われ、王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)と挑戦者でWBA世界同級正規王者ギレルモ・リゴンドー(キューバ)が出席した。

 これまでWBA&IBF統一王者・井上尚弥(大橋)やWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)に対しても挑発的な発言を繰り返しているカシメロは「リゴンドーは偉大なファイターだが、8月14日が彼にとって最後の闘いになる」は豪語。「私は最近の試合で6人をKOした。次はリゴンドーだ。彼は“おしまい”だよ。3回ぐらいは持つかもしれないけどね」と挑発し、「リゴンドーを終えたら、次はドネアか井上かもしれない」と話した。

 対するリゴンドーは「カシメロは6人の男を続けてKOしたけど、私と同じレベルの選手はいない。土曜日は彼の前に“悪魔”がいる。カシメロは私が倒す3番目のフィリピン人になる」と返した。

 専門メディア「ボクシングシーン」は、リゴンドーは試合のゴングが鳴った瞬間に王座剥奪されると報じた。WBOにはWBA王者との統一戦をスーパー王者のみとする規定があり、WBAは試合を承認していないため、リゴンドーはWBO4位の挑戦者としてとしてカシメロと対戦することになる。

続きを表示

2021年8月13日のニュース