魔裟斗 須藤元気議員と対談、03年の1戦を振り返る「絶対に負けられないというプレッシャーがあった」
元K-1世界王者でタレントの魔裟斗(42)が、自身のYouTubeチャンネル「魔裟斗チャンネル」を19日に更新。元総合格闘家で参議院議員の須藤元気氏(43)と対談し、03年のK-1 WORLD MAX日本代表決定トーナメントで対戦したことを振り返った。
02年のK-1 WORLD MAX日本代表決定トーナメントにも出場していた両者。2年連続出場となった両者はトーナメント1回戦で対決した。魔裟斗はゴング前にリング中央でレフリーの説明を聞いている時点で須藤氏が凄い目をしていたと明かし、須藤氏もあれは演出だったと明かした。
須藤氏は「僕は色々格闘技の試合をしてきましたけど、荒くれ者キャラで戦ったのはマー君(魔裟斗)だけです。それまで煽ることもなく、紳士でいようと思っていたんだけど、正直マー君と戦う時は普通に戦ったら勝てないんでとにかく気持ちを揺さぶらないと絶対に勝てないと思っていた」と当時の心境を回顧し、試合中に物凄い顔していたことは黒歴史だと笑って話した。さらにもし魔裟斗に勝ったら次は出るのを辞めようと思っていたという。試合中にバックブローを須藤氏が先に仕掛けると魔裟斗も負けじとバックブローを出すと「そんなの当たんねぇよ」と須藤氏がリング上で叫んでいたことも魔裟斗が明かした。
魔裟斗もこの試合前は一番ナーバスになっていたかもしれないと当時を回顧した。「プレッシャーも凄くあって、前年の日本チャンピオンとして今年は世界を狙うという中でもう一度日本トーナメントを戦わないといけなかった。そして(須藤氏が)ガンガン煽ってくるし絶対に負けられないというプレッシャーがあった」と語った。須藤氏は魔裟斗が常に追われる側でキツイ中でも逃げずに戦っていたことを「本当にリスペクトしている」と話した。
この試合を判定勝利した魔裟斗は準決勝に駒を進め、そのまま日本トーナメントを連覇してこの年に初めてK-1世界王者になった。
2021年7月20日のニュース
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