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石渡伸太郎が引退表明「上位陣を倒していく自分の姿が想像できない」 RIZIN.30でセレモニー実施

[ 2021年7月20日 14:28 ]

石渡伸太郎
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.30」(9月19日、さいたまスーパーアリーナ)対戦カード発表記者会見が20日、東京都内のホテルで行われ、第1部では、、元バンタム級キング・オブ・パンクラシストの石渡伸太郎(36=CAVE)が現役引退を表明した。

 石渡は引退の理由として、蓄積したダメージと怪我を上げ、「首がずっと良くない状態で練習が満足にできず、これ以上、上位陣を倒していく自分の姿を想像できず、引退という区切りをつける決意をしました」と話した。6月13日の「RIZIN.28」で1回TKO負けした井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)との対戦が現役最後の試合となった。記憶に残っている試合には13年と17年に敗れた堀口恭司(アメリカン・トップチーム)戦を挙げ、「堀口恭司さえいなければ」と苦笑いした。

 会見に同席した榊原信行CEOは「闘う姿でプロの格闘家を体現してくれた。お疲れ様という気持ちと、まだまだやってほしいという思いがある。今後はRIZIN男塾の塾長として格闘技界、RIZINを支えるメンバーになってほしい」と話し、「RIZIN.30」で引退セレモニーを実施することを明かした。

 石渡は06年、プロ修斗デビュー。パンクラス、RIZINで活躍した。プロ総合格闘技での戦績は39戦26勝9敗4分け。

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2021年7月20日のニュース