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佐々木尽、ユース王座防衛へ自信のKO宣言「アーティスティックなKO勝ちを」

[ 2021年7月16日 17:09 ]

<日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・佐々木尽(左)と挑戦者の湯場海樹(八王子中屋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシング日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ8回戦(17日、八王子市富士森体育館)の前日計量が16日、東京都内の病院で行われ、王者・佐々木尽(19=八王子中屋)はリミット(63.5キロ)を100グラム下回る63.4キロ、挑戦者で日本ユース・ライト級王者の湯場海樹(22=ワタナベ)は100グラムアンダーの63.3キロでクリアした。

 当初は5月23日に墨田区総合体育館で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で延期。隔離先のホテルからオンライン取材に応じた佐々木は「万全です。1度息抜きして、また気合を入れてやってコンディションはめちゃくちゃ良い。5月の時より良くなっている」と状態の良さをアピール。地元開催になったことも歓迎し、「アーティスティックなKO勝ちをしたい」と宣言した。
 10勝9KOのハードパンチャー。なぎ倒すイメージの強い佐々木だが、技術面やパンチのキレ、正確性を上げることを重視して練習してきたという。同じく一発のある湯場に対し、「見ていて美しく刺激的で、ダイナミックというか派手な感じで倒したい」とKO勝利を思い描いた。

 この試合に勝つか引き分ければ、次は平岡アンディ(24=大橋)と日本王座決定戦で対戦することが決まっている。平岡は米プロモート大手トップランク社と契約し、米ラスベガスで2度の試合を行うなど、ここまで17戦17勝12KO無敗の強敵。佐々木は「チャンスだと思っているけど、今は明日のことだけ。次は考えていない」と、湯場戦に集中している。

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2021年7月16日のニュース