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井岡一翔の所属ジムが日本プロボクシング協会へ上申書 JBC役員の退任求める

[ 2021年5月31日 11:26 ]

井岡一翔
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 WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32)が所属するAmbitionジムは31日、日本プロボクシング協会(JPBA)に対し、日本ボクシングコミッション(JBC)執行部役員の退任などを求める上申書を28日付で提出したことを明かした。

 井岡が昨年12月のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したと報道されたが、第三者による倫理委員会による調査でJBCの検体体制の不備が判明。違反の事実はなかったと結論付けられた。JBC側もミスを認め、井岡に謝罪する意思を示したが、上申書では「未だに誠意ある謝罪をしていあませんし、井岡の名誉回復措置も講じていません」としている。また、マスコミへのリークなどを情報管理体制、ドーピング規定などに問題があると指摘。JBCが抱える問題はJPBAに所属する全ジム、全選手に関わる問題だとして、JBCに対し、(1)JBC執行部の責任を認め、現役員が退任すること(2)個人情報がマスコミにリークされた原因を追及し明らかにすること(3)ドーピング規定を整備し、ドーピング検査を国際基準に準拠させること(4)井岡・田中両選手に対して誠意ある謝罪をし、名誉回復措置を講じること…の4点の要望をJPBAから提出することを求めた。

 上申書は「現在および未来のボクサーが正々堂々と試合することが出来るようにするための要望です。是非、ご審議くださいますようお願い申し上げます」としている。

 JBCは、この問題に関して28日、公式サイトに「JBCからのお詫び」とする文書を掲載している。

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2021年5月31日のニュース