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清水聡「勝つことだけに集中」、森武蔵との王座統一戦は有観客開催に

[ 2021年5月8日 14:18 ]

<東洋太平洋、WBOアジアパシフィック・フェザー級王座統一戦>2週間後に迫った大一番へ自信を示した東洋太平洋王者の清水聡
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 今月21日に東京・後楽園ホールで東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・フェザー級王座統一戦に臨む東洋太平洋王者・清水聡(35=大橋)が有観客での開催を歓迎した。政府が7日に緊急事態宣言の期限延長を決定したが、スポーツ等のイベントで観客の入場を認めることとなり、プロモーターである大橋ジムの大橋秀行会長は観客を入れて開催することを決断した。

 WBO王者・森武蔵(21=薬師寺)との統一戦は当初3月に予定されていたが、森の負傷で5月13日に2カ月延期。さらに緊急事態宣言発令を受けて21日に延期されていた。清水は「調整期間が増えたのは良いこと」と延期をプラスに捉えているものの、昨年7月のV5戦で無観客試合を経験し、「両陣営のセコンドの声とか全部聞こえて、やりにくかった」という思いもあるだけに、観客を入れて開催できることを「良かったです」と喜んだ。

 コロナ禍で出稽古などは制限されたが、パーソナルでのフィジカルトレーニングや高地トレーニングを導入。ロンドン五輪銅メダリストは今年35歳になったが、年齢を体の強さや疲れにくさを実感しているという。

 森については「気持ちが強く安定したボクサー」と評価しつつ、「僕の調子が良ければ、ちゃんと仕上げられれば問題ない」と自信を示し、「勝つことだけに集中している」と勝利を見据えた。

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2021年5月8日のニュース