×

中嶋一輝、井上尚弥とのスパーで刺激!千葉開と東洋太平洋王座決定戦「KOで勝つ」

[ 2021年5月8日 16:03 ]

<東洋太平洋バンタム級王座決定戦>2週間後に迫った一戦に自信を示す中嶋一輝
Photo By スポニチ

 21日に東京・後楽園ホールで行われるプロボクシング東洋太平洋バンタム級王座決定戦に臨む中嶋一輝(27=大橋)がコロナ禍の中でタイトル挑戦できることの喜びと感謝の気持ちを示し、王座獲得に自信を示した。中嶋は、井上拓真(25=大橋)が返上したベルトを懸けて千葉開(28=横浜光)と対戦する。

 奈良朱雀高、芦屋大で72勝(30KO)15敗というアマチュアキャリア積んだ中嶋は、2017年6月にプロデビューし、「GOD’S LEFTバンタム級トーナメント」で優勝するなど、ここまで9勝(8KO)1分けと無敗街道を突っ走っている。

 初のタイトル挑戦は緊急事態宣言が発令された影響で日程が13日からスライドされたものの、有観客で開催されることになった。中嶋は「ありがたいです。大橋(秀行)会長に感謝したい」と話した。この試合に向けて同門のWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)と4度スパーリングを行った。大橋会長から、ようやくGOサインが出て、解禁された井上尚とのスパーだったが、同学年で同階級の世界王者に歯が立たず、「悔しかった。強いのは分かっていたけど、そこまで出来んかって…」と実力差を痛感させられた。一方で学ぶことも多く、自分の課題も明確になったという。

 前WBOアジアパシフィック同級王者の比嘉大吾(Ambition)や日本同級ユース王者の石井渡士也(REBOOT.IBA)とは互角以上のスパーがやれた自信もある。千葉の印象を「全体的にバランスの良い選手」と語り、「試合では格の違いを見せたい。KOで勝ちます」と力強かった。

続きを表示

2021年5月8日のニュース