魔裟斗 山本“KID”戦の舞台裏明かす 試合中断で弱気に「これで終わっちゃったらどうなっちゃうの?」

[ 2021年5月6日 20:45 ]

04年の大晦日に行われた魔裟斗(右)―山本“KID”徳郁
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 元K-1世界王者でタレントの魔裟斗(42)が5日、元K-1選手の武蔵(48)とのYoutubeチャンネル「魔裟斗&武蔵チャンネル ムサマサ!」で04年の大晦日に行われた魔裟斗―山本“KID”徳郁の舞台裏を語った。

 03年に日本人で初めてのK-1王者に輝いた魔裟斗。その翌年となる04年10月に行われた山本“KID”徳郁―ジャダンバ・ナラントンガラグの試合後、1R1分55秒でKO勝利を飾った山本“KID”はリング上で「日本の皆、景気があんまり良くないから年末俺が盛り上げたい。魔裟斗くん、2人で試合して日本を盛り上げましょう」と解説席に座っていた魔裟斗へ宣戦布告した。この時に魔裟斗は驚きながらも「まだK-1は1戦でしょ?『魔裟斗くんやろうよ』みたいな言われたら『上等だよ』」と思っていた。さらに山本“KID”とは格が違うと思っていたら周りの盛り上がりが自分の想像以上だったと当時を語った。

 周りから凄く煽られても冷静の状態で試合当日を迎えた魔裟斗。山本“KID”が「挑戦者の気持ちで行く」という理由から青コーナーを選択したことを明かした。試合前に魔裟斗は「こっちは絶対に負けられない。触らせないぐらい完封で勝ってやろう」と思っていた。試合が始まり1R残り1分21秒で山本“KID”の左ストレートでダウンを奪われた魔裟斗は「ダメージはなかった」とダウンシーンを振り返った。そのあとに魔裟斗の右のインローキックが山本“KID”の急所に当たってしまい、試合は一時中断した。

 魔裟斗は「これだけ盛り上がっといてこれで試合終わっちゃったらどうなっちゃうの?」と自分の中で凄くプレッシャーを感じて少し弱気になっているとセコンドに付いていたケビン山崎氏から「魔裟斗、親心なんて出さなくていいからな。行けよ」と言われて、試合再開直後にもう一回右のインローキックをくりだして、1Rは終了した。

 2Rに山本“KID”が入ってくるタイミングに合わせてカウンターの膝蹴りが決まり、「これ膝蹴りいけるわ」と思い、そこから膝蹴りに焦点を合わせて攻めていった。結果的にポイントアウトして魔裟斗が山本“KID”から判定勝利を飾った。

 魔裟斗―山本“KID”徳郁は当時TBS・JNN系列で放送されて、瞬間最高視聴率31.6%を記録し、民放の同時間帯の番組では初めてNHKの紅白歌合戦の数字を超えた。

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