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井上尚弥、次戦6・19ラスベガス浮上 リング誌が報道

[ 2021年3月26日 09:26 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 プロボクシングのWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)が6月19日に米ラスベガスで防衛戦を行う可能性が浮上した。米国で最も権威がある専門誌「ザ・リング」が25日に報じた。井上と契約を結ぶ米興行大手トップランク社のボブ・アラムCEOが明かしたとしている。

 井上はIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との指名試合を日本国内で行うことを計画していたが、アラムCEOは外国人選手が日本に入国した後、14日間の隔離を強いられることを問題視。「このルールでは日本人ボクサーは海外選手と闘うことができない」と指摘した。

 井上は昨年10月、ラスベガスでジェーソン・モロニー(オーストラリア)に7回KO勝ち。その時は無観客だったが、今回は有観客での開催を目指すという。アラムCEOは「彼が次の戦いのために米国に戻ってくることを嬉しく思っていると」と話し、井上自身も「それについて満足している」と明かした。

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2021年3月26日のニュース