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椿原龍矢がK-1フェザー級第4代王者に 延長判定制し「最強の江川選手に勝てて良かった」

[ 2021年3月21日 21:42 ]

K―1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~   ○椿原(延長判定2―1)江川● ( 2021年3月21日    東京ガーデンシアター )

<K-1 WORLD GP 2021 JAPAN>K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ。試合に勝利し、金色のテープが降る中、喜ぶ椿原(撮影・河野 光希)
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 フェザー級タイトルマッチが行われ、椿原龍矢(21=月心会チーム侍)が第4代王者となった。王者・江川優生(23=POWER OF DREAM)との激闘は、3Rが終わった時点の判定が椿原の1―0。延長でもともに決定打のない際どい勝負となったが、2―1のスプリットで制した。

 「おっしゃあ、やったったー」。それが大阪出身の21歳の心の叫びだった。念願のベルトを腰に巻くと、明るい男の笑顔はさらに輝きを増した。

 昨年9月のノンタイトル戦は、左足人さし指骨折を押して出場した江川に対し「ヒット&アウェー」を徹底して判定勝ちした。今回は万全の状態で果敢に攻めてきた王者を「本気で倒しにいった」。ダウンは奪えなかったが、ひるまずにパンチ、キックを合わせて王者を返り討ちにした。

 「最強の江川選手に勝てて良かった。オーラ、風格、パワー、圧力とも凄かった。それを経験できてめちゃくちゃ強くなった」。伸びしろしかない若武者が、強豪ひしめく階級の新たな顔になった。

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