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桑原拓“脱ホープ”宣言 「チャンピオンに挑戦したい」

[ 2021年3月10日 18:26 ]

前日計量をクリアした桑原拓(左)と元K―1王者の武居由樹(左)と湊義生(写真提供:大橋ジム)
Photo By 提供写真

 大橋ジムが主催するプロボクシング興行「第76回フェニックス・バトル」(11日、後楽園ホール)の前日計量が10日、東京都大田区の牧田総合病院で行われ、スーパーフライ級8回戦の臨む日本フライ級8位の桑原拓(25=大橋)はリミット(52.1キロ)を100グラム下回る52.0キロ、対戦相手の湊義生(22=JM加古川拳)は200グラムアンダーの51.9キロでパスした。

 当初は1月に予定されていたカードだが、桑原が右拳を痛め、延期されていた。計量を終えてリモート取材に応じた桑原は「コンディションはバッチリです。悪いところは一つもない。けがした右拳も問題ない。ガンガン打てていますよ」と絶好調をアピールした。

 対戦相手の湊については「若くて勢いがある選手」と警戒しつつ、「どう出てきても対応できるように。対応できるところを見せたい。相手の良いところを出させない、空回りさせて勝つようなボクシングができれば」と意気込みを語った。

 東のホープ桑原と西のホープ湊の“ホープ対決”としても注目を集めているが、デビューから7連勝中の桑原は「僕自身は、もうホープじゃない呼ばれ方をしたい。しっかり勝って年内にはタイトルマッチ、チャンピオンに挑戦したいです」と“脱ホープ”を宣言した。

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2021年3月10日のニュース