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ラスベガス2連続KOの平岡アンディ 1年8カ月ぶり国内リングに自信「勝手に結果がついてくる」

[ 2021年3月10日 18:25 ]

1年8カ月ぶりの国内リングに向け、前日計量をクリアした平岡アンディ(写真提供:大橋ジム)
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 大橋ジムが主催するプロボクシング興行「第76回フェニックス・バトル」(11日、後楽園ホール)の前日計量が10日、東京都大田区の牧田総合病院で行われ、メインの65.2キロ契約8回戦に臨むIBFスーパーライト級12位の平岡アンディ(24=大橋)は65.0キロ、対戦相手で日本同級15位の木村文祐(33=JM加古川拳)は64.4キロでともに一回目でクリアした。

 米興行大手トップランクと契約し、直近2戦をラスベガスで闘った平岡にとっては19年7月以来の国内のリングで、しかも初めてのメイン。計量後に宿泊先のホテルからリモート取材に応じた平岡は「応援してるファンに試合を見せられるので自分でも楽しみ。1年8カ月ぶりなので成長した姿を見せたい」と意気込みを語った。

 19年11月の米デビュー戦でにロヘリオ・カサレス(米国)を2回KO、昨年10月にはリッキー・エドワーズ(米国)に4回TKOと、ラスベガスで2連勝。「アメリカは評価は評価が厳しいので倒す意識は強くなった」という。木村とは18年2月にも対戦し、フルマークの判定勝ち。今回もKO勝利へ思いは強いが、「相手をしっかり見て試合をすれば、勝手に結果がついてくると思っている」と自信を示した。

 ホテルにはガーナ系アメリカ人の父ジャスティスさん(58)が作ってくれたガーナ料理を持ち込んだ。「スパイスの効いたチャーハンみたいなもの。基本的には日本食が好きだけど、父が作ってくれたガーナ料理も好き。スパイシーだと闘争心も沸く気がしますね」と、笑顔をのぞかせていた。

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2021年3月10日のニュース