LEGEND参戦の比嘉大吾が意気込み「フルスイングで」 木村翔はヘッドギア外す宣言
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ボクシングのチャリティーイベント「LEGEND」（11日、国立代々木競技場）に参戦する元WBO世界フライ級王者・木村翔（32＝花形）と元WBC世界フライ級王者で現WBOアジアパシフィック・バンタム級王者・比嘉大吾（25＝Ambition）が10日、YouTubeで生配信されたトークライブに出演。翌日に控えたイベントに向けての意気込みなどを語った。
新型コロナウイルスと闘う医療従事者や患者の支援を目的としたイベントで、3分×3ラウンドのスパーリング形式でエキシビション7試合を実施。WBA＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（25＝大橋）と対戦する比嘉は、井上の対戦相手が「X」とされていたことについて問われると、「なんで“X”なのかな。なんで大吾の“D”じゃないのかなって思っていた」と“天然”ぶりをサク裂させながら「こういう大会に呼ばれて光栄です。減量してないので試合だって感じはしないけど、明日だなというのはあります」と心境を語った。
エキシビションとはいえ、井上尚と拳を交えることについては「今や世界で知名度が高いので断る理由はなかった。思い切り振り回していきますよ」と宣言。周囲からガチ対決を期待されていることに関しては「ガチじゃないとやられるんじゃないですか」と答え、「対策が通用する人じゃない。いつも通りフルスイングでいくしかない。俺のイノシシ突進がどこまで通用するか。一応、亥年なので」とボケながら意気込みを語った。
第1試合で元K―1ワールドGPスーパーバンタム級王者・武居由樹（24＝大橋）と激突する木村は「なぜ僕が第1試合に選ばれたのかっていうと、盛り上げるためだと思っている。第1試合からガチでやるし、ヘッドギア外します。ガチンコでやります」と宣言。「僕は倒れてもいいし、倒れてくれたらラッキーだし、それで盛り上がればいい。それがプロだと思う」と言い切った。
試合順は以下の通り。
第1試合 WBO世界フライ級王者・木村翔（32＝花形）VS元K―1スーパーバンタム級王者武居由樹（24＝大橋）
第2試合 WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人（27＝ワタナベ）VS元世界3階級制覇王者・八重樫東氏（38）
第3試合 東京五輪ミドル級日本代表・森脇唯人（24＝自衛隊体育学校）VSWBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者・井上岳志（31＝ワールドスポーツ）
第4試合 東京五輪ライト級日本代表・成松大介（31＝自衛隊体育学校）VS日本スーパーライト級1位・平岡アンディ（24＝大橋）
第5試合 東京五輪ウエルター級日本代表・岡沢セオン（25＝鹿児島体協）VS日本スーパーライト級ユース王者・佐々木尽（19＝八王子中屋）
第6試合 元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏（41）VS日本同級王者・坂晃典（28＝仲里）
第7試合 WBA＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（27＝大橋）VSWBOアジアパシフィック同級王者・比嘉大吾（25＝Ambition）
「LEGEND」公式サイト https://legendfightjapan.com/
