佐川遼V3戦へ前日計量クリア 「LEGEND」に対抗心「こっちはガッツリ試合。生き様見て」
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プロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ10回戦（11日、後楽園ホール）の前日計量は10日、東京・大田区の牧田総合病院で行われ、王者・佐川遼（26＝三迫）はリミット（57.1キロ）を300グラム下回る56.8キロ、挑戦者で同級1位の丸田陽七太（23＝森岡）は200グラムアンダーの56.9キロでパスした。
当初は昨年4月に対戦する予定だったが、コロナ禍で2度延期。佐川は8月に竹本雄利（24＝クラトキ）を6回KOで下して2度目の防衛に成功。3度目の防衛戦に向け、「丸田選手は前評判も高く、注目度も高い。そういう相手にインパクトのある勝ち方、ざっくり言うと倒して勝ちたい」と意気込みを語った。
23歳の挑戦者を「身長もリーチもあり、スピードも速い」と警戒しつつ、「トレーナーと立てた戦術で前半にポイントが取れれば、後半以降に倒せるチャンスは出てくると思う」と自信ものぞかせた。
同日にはWBA＆IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥（27＝大橋）ら新旧世界王者やアマチュアの五輪代表が参加してスパーリング形式のエキシビションを行うチャリティーイベント「LEGEND」が東京・国立代々木競技場で開催される。佐川は「向こうも盛り上がるイベントだと思いますけど、こっちはガッツリ試合なので、そこの“生き様”を見てほしいです」とアピールしていた。
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