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多田悦子が女子MVP&年間最高試合賞「目標は4団体制覇。あとはWBCのベルト」

[ 2021年1月28日 15:43 ]

2020年12月3日のWBO世界ミニマム級王座決定戦で、宮尾綾香(左)にTKO勝ちし喜ぶ多田悦子
Photo By スポニチ

 プロボクシングの2020年年間表彰の各賞が28日に発表され、女子の部ではWBO女子世界ミニマム級王者・多田悦子(39=真正)が11年ぶり2度目の最優秀選手賞に輝いた。昨年1月に引き分けた宮尾綾香(ワタナベ)と12月に再戦し、9回TKO勝ち。1度は返上した王座に返り咲いた。

 この試合での勝利が評価されたことについて多田は「うれしい。軽量級でも、ああいうKOを見せられると示せた。ボクシングは芸術だと思っている。力だけじゃなく、タイミングが大事だと自分でも改めて実感した。真正ジムに世界のベルトが戻ってきたのもうれしい」と喜んだ。

 過去にWBC、IBFの世界王者となっており、主要4団体で残るベルトはWBCのみ。「目標は4団体制覇で、あとはWBCのベルト。ただ、防衛戦をやらないといけないみたいなので。まず、そこへ向けて頑張ります。今年は40歳になる。悔いのないようにやっていきたい」と抱負を語った。

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2021年1月28日のニュース