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井上尚弥 21年の目標は「ベルトを増やすこと」 次戦はダスマリナス?「可能性は…」

[ 2021年1月28日 15:15 ]

3年連続で最優秀選手賞を受賞し、リモート取材に応じる井上尚弥(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 プロボクシングの2020年年間表彰の各賞が28日に発表され、WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)が最優秀選手賞(MVP)とKO賞をダブル受賞した。MVPは3年連続4度目、KO賞は2年ぶり4度目。リモート取材に応じた井上は、2021年の目標に「ベルトを増やすこと」を掲げた。

 昨年10月に米ラスベガスでジェーソン・モロニー(オーストラリア)に7回KO勝ち。その後は弟で元WBC世界バンタム級暫定王者の拓真(25=大橋)の再起戦のサポートに集中したが、現在は自身の調整にシフト。「スパーリングも始めているし、強度的にはハードにやっているので、いつ試合が決まってもいい準備をしています」と明かし、対戦相手について問われると「今は相手のことを考えて練習する時期ではなく、自分の体を動かせる状態にしている段階なので、現時点ではそこまで相手のことは気にしていない」と言い切った。

 海外ではIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との指名試合を日本開催という報道もあったが、井上は「可能性としてはあり得るとは思いますけど、状況によって日本か、またラスベガスかという状況かなと思います」と未定であることを強調。その上で「今年こそは、もう一つベルトを増やしたいと思ってます。その1戦にたどり着けるように、次戦もしっかりこないしたいと思っています」と21年の目標を語った。

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