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井上尚弥「メダルは絶対獲れると思った」も、五輪諦めプロ転向した理由

[ 2021年1月24日 09:13 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)が23日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)にゲスト出演。プロ転向を決めた際のエピソードを明かした。

 プロ転向後は20戦20勝の無敗を誇る井上だが、アマ戦績は81戦75勝6敗。MCのエッセイスト阿川佐和子氏(67)に「負けたことでロンドンオリンピックを目指していたのに…」とアマ時代の敗戦について問われると、「高校3年生の時に最終で負けてしまって(五輪出場を逃した)。オリンピックに出たいって気持ちはすごく強かった。ただ、4年後のリオ、4年はやっぱ長いなと思って」と当時の率直な気持ちを口にした。

 五輪出場は逃したものの、「高校3年生の年に挑んでやっぱり肌で感じるじゃないですか。4年後の22歳、一番いい時期に挑めるならメダルは絶対獲れると思った」と手応えを感じたという井上。しかし、「4年あればプロに転向して世界チャンピオンになれるとも思ったんですよ」といい、プロ転向を決めた。

 阿川氏にプロ転向に迷いはなかったのかと質問されると、「アマチュアはロンドンまでとは一応決めていたんですけど、ただ(五輪を)捨てきれずちょっと1日悩んだり…。ホント1晩です」と笑顔で回答。「もう絶対悔しさは味わいたくないなと自分自身思っているので」と語った。

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