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京口紘人、マッチルームと契約 「日本の世界王者として名誉を示す」 

[ 2020年12月23日 22:24 ]

WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人
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 プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)が英プロモーター、エディー・ハーン氏が率いるマッチルーム・ボクシングと契約したことが分かった。同社が23日に公式サイトで発表した。世界3団体統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)らと契約するマッチルームが日本人世界王者と契約するのは初めて。複数試合のプロモーション契約としている。

 京口は16年4月にプロデビューし、17年7月にはIBF世界ミニマム級王座を獲得し、国内最速となるデビューから1年3カ月で世界王者に。18年大みそかにWBA世界ライトフライ級スーパー王座を獲得し、2階級制覇を達成した。今年11月に3度目の防衛戦を行う予定だったが、試合前日のPCR検査で新型コロナウイルス感染が判明し、中止となっていた。プロ戦績は14戦14勝(9KO)無敗。

 京口はマッチルームの公式サイトに「全力を尽くし、このスポーツで誇り高き日本の世界王者として名誉を示します」と抱負を寄せ、エディー・ハーン氏は「2部門の世界王者で、リングマガジン王者でもある京口紘人をチームに迎えることができてうれしく思います」と歓迎。「グローバル展開を続ける中で、最初の日本の世界チャンピオンをマッチルームに迎え、2021年の最初のショーを楽しみにしています」とコメントしている。

 マッチルームはエディー氏の父バリー・ハーン氏が1982年に設立。2017年には米国進出を果たし、アンソニー・ジョシュアの他にもWBO世界スーパーミドル級王者ビリージョー・ソーンダース、前WBA同級スーパー王者カラム・スミス(ともに英国)、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)、WBC世界スーパーフライ級王者ファンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)らと契約している。

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2020年12月23日のニュース