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尚弥VSモロニーは「7:3で」井上勝利予想 両者と対戦経験ある河野公平氏が展望

[ 2020年9月10日 05:30 ]

オンライン会見でジェーソン・モロニーとの対戦を発表した井上尚弥(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングのWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)が9日、オンラインで会見し、10月31日(日本時間11月1日)に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドでWBA3位、IBF4位のジェーソン・モロニー(29=オーストラリア)と対戦することを発表した。

 井上、モロニーの両方と対戦経験のある元WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平さん(39)は「7:3で井上君かな」と予想した。16年12月、当時WBO世界スーパーフライ級王者だった井上に挑戦も6回TKO負け。その後2戦して18年5月にモロニーと対戦し、その試合を最後に引退した。

 「(モロニーは)1階級上のバンタム級での対戦だったのでサイズがデカいな、という印象。パワーもありましたね。試合後3~4カ月は頭が痛かったぐらいですから。普通に世界を獲れる選手だろうなとは思いました」

 河野さんはモロニーの長所に「バランスの良さ」を挙げ、「穴がないので誰がやっても苦戦させられるタイプ」と分析する。ただ、「早期決着はない?」の問いには「ボディーをもらったらどうかなぁ~。井上君のボディーはエグいですから」と笑った。井上について不安材料は「目をケガしたこと」と指摘し、「みんなのヒーローですから。凄い勝ち方を期待しています」とエールを送った。

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