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浅村監督 強化合宿で基礎体力見直し「前のところまで戻ってないところが多いと思う」

[ 2020年7月24日 13:05 ]

 ボクシングの女子ナショナルチームが24日、富山市内で23日からスタートさせた強化合宿中にオンラインでの取材に応じた。合宿には東京五輪出場を決めているフライ級の並木月海(自衛隊)とフェザー級の入江聖奈(日体大)、来年予定の世界最終予選で五輪出場を目指すライト級の濱本紗也(日大)とミドル級の津端ありさ(西埼玉中央病院)の4人が参加。浅村雅則コーチ(日体大)は「要は基礎体力的なところから。この2、3カ月、(各自がトレーニングで)動いているとはいえ、前のところまで戻ってないところが多いと思う。3月のヨルダン(アジア・オセアニア予選)後からコロナで(練習が)できなくなっていたので、その前ぐらいまでには(コンディションを)戻したい」と意図を説明した。

 合宿では男子高校生相手のマスボクシングで距離感を取り戻す練習も行うが、基本的には体力づくりが目的。ストレッチの講習を受けたり、クロスカントリーのコースを走ったり、スイミングやカヌーにもチャレンジするという。浅村監督は「結構、動けている感じは受けた。対人(練習)も悪くは見えなかった」と語り、今後については「第2次、3次合宿は考えているけど、状況次第と思います」と話した。

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2020年7月24日のニュース