“神の左”山中慎介氏がオンラインで五輪代表に講義「プレッシャーに打ち勝つ」

山中慎介氏
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　日本ボクシング連盟は16日、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏（37）が東京五輪代表選手らを対象にしたオンライン講座の講師を務めると発表した。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響で強化合宿が白紙となっており、それぞれの所属先などで練習する選手たちをサポートすることが目的。“神の左”と呼ばれた強打を武器に日本歴代2位の世界王座12連続防衛を果たした山中氏は23日に「プレッシャーに打ち勝つ」をテーマに講義する。

　日本連盟がオンライン講座を開催するのは先月に続いて2度目。前回は12年ロンドン五輪金メダリストで、WBA世界ミドル級王者の村田諒太（34＝帝拳）も講師を務め、「出場することで満足してはダメ」などとアドバイスを送った。

　今回は山中氏のほかに、16日にナショナルコーチのウラジミール・シン氏が「今後の強化について」、24日にスポーツ科学委員会委員の寺中靖幸氏が「フィジカル強化」、30日に日体大准教授の岡田隆氏が「体のつくり方」をテーマに講義する。