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王者・松永宏信“叩き上げ”の自負 初防衛戦へ「シンプルに勝つという気持ち」

[ 2019年11月1日 15:30 ]

<日本スーパーウエルター級タイトルマッチ>前日計量をクリアした王者・松永(右)と挑戦者・越川
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 ボクシングの日本スーパーウエルター級タイトルマッチ(2日、後楽園ホール)の前日計量が1日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、王者・松永宏信(32=横浜光)、挑戦者で同級3位の越川孝紀(28=セレス)ともにリミットの69.8キロで1回目でクリアした。

 5月に王座を獲得した松永にとって初防衛戦だが、「そういう意識はなく、単純にシンプルに越川選手に勝ちたい、勝つという気持ち」と心境を明かした。習志野高、駒大とアマチュアでキャリアを積んだ越川に対して「自分はプロ叩き上げの自負がある。負けたくない」の思いは強い。「楽な試合にはならない。でも結果として最後に自分の手が上がっていればいい」と闘志を燃やした。

 越川はこれが念願のタイトル初挑戦。「絶好調です。今までで一番最高に仕上がった」と好調をアピールし、「とにかくベルトを獲る。倒して勝ちたい。打ち合いになれば負けない」と豪語。「自分にとってはあした(2日)がスタート。勝ってチャンピオンになってボクシング人生が始められる」と鼻息が荒かった。

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2019年11月1日のニュース