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朝倉秒殺!堀口との再戦に弾み 快勝も反省「大振りになった」

[ 2019年10月13日 05:30 ]

RIZIN.19 61キロ契約5分3R(肘あり)   ○朝倉海 1R54秒TKO 佐々木憂流迦● ( 2019年10月12日    エディオンアリーナ大阪 )

TKO勝利を挙げた朝倉海(右)=撮影・後藤 大輝
Photo By スポニチ

 朝倉海(25=トライフォース赤坂)がバンタム級王者・堀口恭司(29=アメリカン・トップチーム)との再戦に弾みをつけた。佐々木憂流迦(30=Serra Longo Fight Team)に1R54秒で快勝。「RIZIN.20」(大みそか、さいたまスーパーアリーナ)で堀口とのタイトル戦が決定した。女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加(37=AACC)への挑戦権はハム・ソヒ(32=韓国)が獲得した。

 衝撃の一撃だった。1R、左フックからの右フックは佐々木の顎をピンポイントで打ち抜いた。倒れた相手に右腕を取られると、左膝、パウンドを容赦なく浴びせた。顎を粉砕された佐々木の口から出血が止まらず、ドクターチェックの末に試合終了。「勝ちましたけど、大振りになったのは反省」。快勝しても冷静に試合を振り返る余裕があった。

 8月の「RIZIN.18」では堀口を打撃で圧倒して大金星を挙げた。その再現とも言える快勝だった。「もう1回勝負しましょう」とリング上でアピールすると、29歳の誕生日を迎えた堀口がリングに上がってタイトル戦を承諾した。これでRIZIN6連勝。5連勝中の兄・未来(みくる)とともに、朝倉兄弟の快進撃は止まらない。

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2019年10月13日のニュース