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神足茂利 プロデビュー戦は2回TKO勝ち「どんどん上を目指したい」

[ 2019年10月5日 22:04 ]

<58キロ契約6回戦>1回に強烈な右ストレートでダウンを奪った神足茂利(左)
Photo By スポニチ

 プロボクシングの大589回ダイヤモンドグローブは5日、東京・後楽園ホールで行われ、58キロ契約6回戦で神足茂利(23=M.T)がダン・ラジャン(29=インドネシア)に2回TKO勝ち、プロデビュー戦を飾った。

 1回に強烈な右ストレートでダウンを奪うと、2回にも3度のダウンを奪っての圧勝。「最初のダウンは練習してきたパターンの一つ。思い通りのパンチが出た。相手はタフだったけど、2回までやれて、お客さんも盛り上がったので良かった」と声を弾ませた。

 日大時代に全日本大学王座5連覇を自らの勝利で決めた強運の持ち主。ただ、アマチュアでの個人タイトルは愛知・瀬戸北総合高時代も含めて獲得できなかった。「アマでの実績は評価せず、でもアマでやってきた誇りと自信を持ってリングに上がった」というデビュー戦で会心の勝利。1889年10月4日に「日本法律学校」として誕生した母校・日大の創立130周年にも花を添えた。

 プロ第一歩を力強く踏み出した神足は「アマではタイトルとか優勝とかなかったのでプロでは何か一つタイトルを獲って、どんどん上を目指したい。決められた試合を一つ一つクリアすれば、おのずと上は見えてくると思う」と先を見据えていた。

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2019年10月5日のニュース