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朝倉海 RIZIN.18での堀口恭司との一戦に向け練習公開「コンディションはばっちり」

[ 2019年8月8日 18:53 ]

公開練習でミット打ちを披露する朝倉海対戦相手の堀口恭司の大会ポスターにパンチを浴びせる朝倉海
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 格闘技イベント「RIZIN.18」(18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に出場する朝倉海(かい、25=トライフォース赤坂)が8日、堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)との一戦に向け、東京都港区の所属ジムで練習を公開した。3分のミット打ちでは軽快に動き回り、「コンディションはばっちり。減量もほとんどなく、好きなものを食べている」と明かした。

 「RIZIN.17」(7月28日、さいたまスーパーアリーナ)のメーンで勝利を収めた兄・未来(みくる)に続いてメーンに登場する。対戦相手の堀口はRIZINバンタム級、ベラトール世界バンタム級の2冠王者。「世界で1番か2番に強いと言われる選手」とリスペクトしつつも「どういう試合になるか、自分でも楽しみ。相手が想像しているより(自分は)上のレベルにいる。予想外の、パニックになる展開をつくっていく」と自信をにじませた。

 RIZINでは初参戦から4連勝中だが、4月の「15」は対戦相手の負傷で、6月の「16」は自身の負傷(眼窩底骨折)で、ともに試合が流れた。試合から遠ざかっているものの、その間にボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏(39)が昨年12月にオープンしたジムなどで練習を積んだ。「今までボクシング技術を教わったことがなかった。しっかり教えてもらって、その部分は一番成長した部分かもしれない」。内山氏からは総合格闘技で有効なパンチも伝授されたという。

 今回は地元・愛知県での試合とあって「何が何でも勝ちたいという気持ちが、いつもより強い」。RIZINに参戦した当初から対戦を見据えていた堀口を徹底的に研究した上で「死んでもいいという覚悟を決めている」と精神面の準備も整え、大一番に向かう。

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