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竹迫、前回の“リベンジ”へ「いつも通りやれば」 加藤とともに前日計量一発パス

[ 2019年8月2日 14:33 ]

<日本ミドル級タイトルマッチ>前日計量をともに一発でクリアした王者・竹迫司登(左)と加藤収二
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 ボクシングのダブルタイトルマッチ(3日、後楽園ホール)の前日計量が2日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション事務局で行われ、日本ミドル級タイトルマッチ10回戦に臨む王者・竹迫司登(28=ワールドスポーツ)、挑戦者で同級1位の加藤収二(28=中野サイトウ)ともにリミット(72.5キロ)を200グラム下回る72.3キロで一発パスした。

 今年3月の対戦は引き分け。何とか防衛を果たしたものの、デビュー以来続いていたKO勝利を10でストップさせられた竹迫は「ただただ悔しかった。負けたぐらい悔しかった」と振り返る。前回の対戦前はサウスポーとのスパーリングが20ラウンドに届かないほど少なく、試合ではパワーに頼り空回り。その反省から今回は100ラウンド前後のスパーを消化、フィジカル面も含めトータルでのレベルアップを図ってきたという。「欲を出さずに、いつも通りやれば倒せると思う。いつもの自分を、練習してきたことを出すことに集中したい」と意気込んだ。

 一方の加藤も前回の対戦を「勝つつもりだったし、結構、作戦がハマっていたので、勝てなかったことが悔しかった」と振り返り、「ダイレクトで対戦できるのはありがたい。今度こそ絶対に(王座)を獲りたい」と闘志満々。当日は勤務先のAKB48カフェ関係者を含め約400人が応援に駆け付ける予定で「その人たちにベルトを見せたい」と話した。

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2019年8月2日のニュース