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19歳重岡、国内最速タイプロ4戦目で王者 大きな野望「世界王者になって無敗のまま引退できたら」

[ 2019年7月28日 05:30 ]

WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦12回戦   ○重岡銀次朗(1回1分12秒KO)クライデ・アザルコン● ( 2019年7月27日    東京・後楽園ホール )

1回KOで王座獲得に成功した重岡銀次朗(中)
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 プロ4戦目でタイトル初挑戦の重岡が1回KO勝ちで新王者となった。強烈な左ボディー一発でアザルコンを沈めた19歳は「ずっと練習してきた左ボディーで倒せて良かった」と誇らしげ。4戦目でのタイトル獲得は、日本王座の辰吉丈一郎(大阪帝拳)や井上尚弥(大橋)、東洋太平洋王座の田中恒成(畑中)らに並ぶ国内男子最速タイの快挙で「最速は気にしてなかったけど、凄くうれしい」と声を弾ませた。

 熊本・開新高時代に高校5冠。アマ戦績は56勝1敗だが、唯一の黒星は県大会の決勝で兄・優大と対戦し、開始のゴングと同時にタオルを投入したもの。実質無敗でプロ入りしたホープは「生意気かもしれないけど、世界王者になって無敗のまま引退できたら」と大きな野望を語った。

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2019年7月28日のニュース