井上尚弥「楽しめた」DeNA戦で始球式 番長“直伝”ストレート披露
ボクシングのWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が22日、プロ野球交流戦、DeNA―楽天戦(横浜)で始球式を行った。
井上が始球式を行うのは2014年5月の横浜―中日戦以来5年ぶり2度目。ノーワインドアップから豪快なフォームでストレートを投げ込んだが、ボールは内角高めに大きくそれた。
「ど真ん中を狙っていたけど、練習通りに投げられなかった。でも楽しめました」
本番前にはブルペンでの速球をブルペンでDeNAの三浦大輔投手コーチから指導を受けた。「練習では結構、いい球を投げられたたんですけど…もう、ちょっと、いいところに投げたかった」と悔しさもにじませたが、笑顔で“大舞台”を振り返った。
登場の際に場内アナウンスで紹介されると、スタンドからはどよめきも起こり、「野球ファンの方から、そういう声をもらえるのはうれしいですね」と感激していた。
DeNAは7月6、7日に「YOKOHAMA STAR☆NIGHT RUN」を初開催する。横浜の街を駆け抜けるナイトランイベントで、神奈川県出身で横浜市にある大橋ジム所属の井上がアンバサダーに就任。7日にはスターターも務める予定だ。
続きを表示