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パリクテ 打倒井岡へ好調アピール「100%仕上がっている」

[ 2019年6月16日 16:17 ]

公開練習でミット打ちするパリクテ(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ボクシングのトリプル世界戦(19日、千葉・幕張メッセ)に出場する外国人3選手が16日、東京・五反田のワタナベジムで公開練習を行った。

 WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で同級2位・井岡一翔(30=Reason大貴)と対戦する同1位アストン・パリクテ(28=フィリピン)はシャドーの後、ミット打ちを4ラウンド、サンドバッグ打ちを2ラウンド。「コンディションは100%仕上がっている。試合がとても楽しみだ」と好調をアピール。KO率75%を誇るハードパンチャーは「井岡との体格差を生かした試合をしたい。あらゆるパンチに自信がある」と言い切った。

 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチでスーパー王者・京口紘人(25=ワタナベ)に挑戦するタナワット・ナコーン(26=タイ)は縄跳びで体を温めた後、2ラウンドのミット打ちを披露。WBA世界ミニマム級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)らと3カ月で150ラウンド超のスパーリングを消化しており、「チャンピオンの称号を地元に持ち帰る」と誓った。

 WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦で東洋太平洋&日本女子バンタム級王者・吉田実代(31=EBISU K’s BOX)と空位の王座を争うWBO女子アジアパシフィック・フライ級王者ケーシー・モートン(35=米国)はシャドーを1ラウンドだけで切り上げた。アメリカ人と日本人のハーフで「日本で世界戦を戦えることを光栄に思う」と静かに闘志を燃やしていた。

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2019年6月16日のニュース