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日本ミニマム級ユース王者・石沢開 TKO勝ちでプロデビューから6戦6勝6KO

[ 2019年6月1日 21:49 ]

4回TKO勝ちで6戦6勝6KOとした日本ミニマム級ユース王者の石沢開
Photo By スポニチ

 プロボクシングの第585回ダイナミックグローブは1日、東京・後楽園ホールで行われ、ミニマム級8回戦で日本同級ユース王者・石沢開(22=M.T)がシレム・セラン(29=インドネシア)に4回2分52秒TKO勝ちし、プロデビューから6戦6勝6KOとした。

 1階級上ライトフライ級のインドネシア王者を相手に序盤からプレッシャーをかけ続け、2回に2度のダウンを奪うと、3回にもダウンを奪う。いずれもカウント8でセランが立ち上がったが、4回に強烈な右ストレートで4度目のダウンを奪うと、レフェリーはカウントせずに試合を止めた。

 腰を痛めた影響で約7カ月ぶりの試合。「緊張はなかったけど、高揚感もなかった」と振り返る。セランのカウンターを何度かもらう場面もあり「誰が見ても危ないようなパンチも2、3発もらった。自分の課題が見えた試合でした」と反省した。

 今春、日体大を卒業。スポンサー企業で1日2~3時間働いた後は、ボクシングに専念できる環境が整った。「ありがたいことです」と感謝する。最軽量のミニマム級ながらデビュー時から「誰が見てもはっきりと分かる勝ち方」にこだわり、抜群の破壊力でパーフェクトレコードを継続。日本、東洋太平洋のタイトル挑戦を目標に掲げており、「まずは、それができる位置に立ちたい」と話した。

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2019年6月1日のニュース