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那須川天心 公開計量56.90キロでクリア 勝って「土手焼きとか食べたい」

[ 2019年6月1日 19:01 ]

那須川は関西初上陸となるRIZIN.16に神戸の街が描かれたガウンで臨む公開計量を終えてにらみ合う那須川(右)とブランコ
Photo By スポニチ

 格闘技イベント「RIZIN.16」(2日、神戸ワールド記念ホール)の公開計量が大阪市内で行われ、キックボクシングのISKA世界フェザー級王座決定戦に臨む那須川天心(20=TARGET/Cygames)はリミットの57キロより100グラム少ない56.90キロ、対戦相手のマーティン・ブランコ(30=アルゼンチン)は56.30キロでクリアした。

 フジテレビ系列ではメーンの那須川の試合などを生中継する。関西初上陸となるイベントを前に、榊原信行実行委員長は「関西は熱い。関西の地で開催できることを心からうれしく思う。皆さんの力も借りて、明日の視聴率を取りたい」と願った。3分5Rの那須川の試合が白熱した展開で最終ラウンドまでもつれれば高視聴率につながっていくが、那須川はそんなことは気にしていなかった。対戦相手を前に「視聴率に関係なく、1Rから倒しにいく。初の関西をしっかり盛り上げる」と早期決着を宣言した。

 那須川はアマチュア時代に大阪で試合をしたことはあるが、プロ転向後に関西のリングに立つのは初めて。「(ファンの)熱は凄い。しっかり熱をつくっていけたら」と闘争心をかき立てられている。ファンの熱意に応えるため、今回は入場時に着用するガウンにポートタワーなど神戸の街をデザインした。「志高き道のり」の文字は金色に黒の縁取りがなされており、那須川は「タイガースカラー」と説明した。オレンジと金色の派手な髪形も関西をイメージしたものだ。

 試合前とあって関西メシは口にしていないが、試合後の食事のプランは出来上がっている。「土手焼きとか食べたい。勝って食べるメシはうまい。次も試合が決まっているのでガッツリは食べられないが、お好み焼き、たこ焼きも食べたい」。関西のファンを試合で魅了して、自分は試合後に関西を満喫する。

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2019年6月1日のニュース