木村 判定0-3完敗…王者捉えきれず2階級制覇逃す

[ 2019年5月27日 05:30 ]

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ   ●同級2位・木村翔 判定0-3 王者カルロス・カニサレス〇 ( 2019年5月26日    中国・江西省撫州市 )

6回、カニサレス(右)と打ち合う木村
Photo By 共同

 ダブル世界戦が行われ、前WBO世界フライ級王者・木村翔は無念の判定負け。1階級下げて2階級制覇に挑戦したが、“準ホーム”の中国で2度目のベルト獲得はならなかった。

 軽快なフットワークで手数も多いカニサレスに対し、ガードを固めて前進し続けた。被弾も少なくなかったが、強烈な左ボディーを中心に王者のスタミナを削った。だが、中盤以降、巧みにバックステップを使う王者を捉えきれず、自慢のスタミナも切れ、0―3の完敗に終わった。

 昨年9月のV3戦で田中恒成(畑中)に敗れて王座から陥落。一度は引退も考えたが、「もう一度自分を信じてみよう」と再起を決め、練習を再開した。「ベルトがないことが寂しく、恥ずかしかった」。世界王者に返り咲くことを自分に誓い、階級へのこだわりを捨てた。「我慢は嫌い」と公言していた男が減量にも真剣に向き合った。リングでは泥くさく自分のボクシングを貫いたが、望んでいた勝利には手が届かなかった。

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