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井上尚弥が凱旋帰国、長男出迎えにデレデレ 衝撃259秒殺は「内容的には100点」

[ 2019年5月21日 17:29 ]

空港まで迎えに来た長男・明波くんを抱え上げる井上(撮影・篠原岳夫)
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 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝進出を決めたWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が21日、準決勝が行われた英グラスゴーから帰国した。

 羽田空港で取材に応じた井上は「移動は疲れましたね。帰りも一睡も出来なかったんでドッと疲れは出ました。でも、皆さんの帰国の歓迎ぶりを見て疲れは吹っ飛びました」と晴れやかな表情。出迎えの関係者の中には長男・明波君ら家族の姿もあり、「試合後も1時間ぐらいしか一緒にいられず、早く会いたいなと思っていたのでデレデレでした」と“パパの顔”を見せた。

 SSEハイドロで行われた準決勝ではエマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)に2回TKO勝ち。“事実上の決勝”と見られていた一戦をわずか259秒で決着。「自分が想像していたより早めのラウンドで終わったというのが率直な感想。内容的には100点つけれる内容だったけど、もっとこうしたいとか、あーしたいとかはありますけど」と振り返った。

 決勝では元5階級制覇王者で現WBA同級スーパー王者のノニト・ドネア(36=フィリピン)と対戦する。

 「次の試合が決まっているので、気は抜いてられないなという気持ちです。レジェンドとの試合決まっているので、そこに向けて、また練習して行きたい」と表情を引き締めた。ただ、「今はもう、ちょっとゆっくりしたい」と本音も。練習再開の時期については「肉体的には問題がないけど、精神的に回復させたいと思っているので、気持ちが回復したら」とした。

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