元世界王者対決は引き分け 今年50歳の池山、今後は「ちょっと考えます」

[ 2019年4月14日 21:07 ]

プロボクシング 女子アトム級8回戦   池山直  8回判定1―1 黒木優子 ( 2019年4月14日    KBS京都ホール )

元世界王者対決で引き分けた池山(右)と黒木
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 元世界王者対決はそれぞれに良さを発揮した引き分けとなった。

 元WBO女子世界アトム級王者・池山直(49=フュチュール)は序盤を様子見の構え。前回、昨年11月のWBA同級の暫定王座決定戦で初回にダウンを食らった反省だった。前半は、元WBC女子世界ミニフライ級王者・黒木優子(28=YuKOフィットネス)に巧みに距離を取られて主導権を握られる。それでも後半からエンジンがかかり、左右を振り回しながら距離を詰めて打ち合いに持ち込んだ。ただ追い上げ届かず、ジャッジは77―75、76―77、77―77で三者三様のドロー。

 池山は「気持ちは負けなかったが、技術が伴わない。組んで、つぶれるの繰り返しになった」と少し悔しそうに振り返った。昨年7月に約4年間保持した王座から陥落し引退を表明。翻意して臨んだ同11月の世界再挑戦も実らなかった。今年9月には50歳となる。今後について「負けなかったけど、勝てなかった。明るく“次も頑張ります”とは言えない。ちょっと考えます」と話すにとどめた。

 一方の黒木はファイターへの対処に進歩を見せ、前半は主導権を握った。「詰めの甘さが出た。4回にセコンドから“行け!”という声を聞こえたけど」。好機で仕留めきれなかったことを悔やむ。それでも昨年9月のIBF女子世界アトム級王座決定戦で敗れて以来の試合。苦手なタイプの元世界王者と熱戦を展開する再起戦となった。

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