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野村健太 初の聖地で2回KO勝ち!「自分のボクシング」で日本ユース王座決定戦進出

[ 2019年4月11日 22:00 ]

2回TKO勝ちで日本ユース王座決定戦に駒を進めた野村健太
Photo By スポニチ

 プロボクシングのダイヤモンドグローブは11日、東京・後楽園ホールで行われ、日本ユース王座決定戦予選のスーパーバンタム級6回戦で野村健太(22=仲里)が飯見嵐(22=ワタナベ)に2回1分22秒KO勝ちし、王座決定戦へ駒を進めた。

 野村にとってはプロ8戦目で“聖地”デビュー戦。対戦相手は飯見は17年度の東日本新人王で8戦7勝7KO1敗のハードパンチャー。立ち上がりに強烈な左ジャブを顔面に受けたが、「あれでスイッチが入った」と逆襲。2回に右アッパーからの左ジャブで最初のダウンを奪うと、立ち上がった飯見に再び強烈な右アッパーを浴びせ、2度目のダウンを奪い、試合を決めた。会心の勝利に野村は「後楽園ホールでの試合は初めてだったけど、やりやすかった。空気に馴染めた感じで、相手に飲まれず自分のボクシングができた」と胸を張った。

 17年4月の試合で顎を骨折し、1年以上リングから離れた。昨年8月に復帰し、これが2戦目。この勝利でA級昇格も決めた。次はユース王座をかけて17年度の全日本新人王・下町俊貴(グリーンツダ)との対戦。野村は「自分が出ていれば新人王を獲れたことを証明したい」と意気込んだ。

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2019年4月11日のニュース