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八重樫“世界前哨戦”で圧勝「また、ボクシング人生を続けられることはうれしい」

[ 2019年4月9日 05:30 ]

スーパーフライ級10回戦   八重樫東(大 橋)―サハパープ・ブンオップ(タ イ) ( 2019年4月8日    後楽園ホール )

ブンオップ(左)に右フックを見舞う八重樫(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 八重樫が“世界前哨戦”を豪快なTKO勝利で飾った。2回に3度のダウンを奪う圧勝劇。「また、ボクシング人生を続けられることはうれしい」と喜んだ。

 36歳。ボクサーとして残された時間は長くはない。一度はWBC同級王者シーサケット(タイ)への挑戦が決まりかけたが、結局は流れ、約8カ月も実戦から離れた。それでも八重樫は「来るべき日」のために、肉体を鍛え続けてきた。6月に王座決定戦を行うことが濃厚な井岡一翔が先に4階級制覇を達成する可能戦もあるが、「僕は記録の人間じゃなく、記憶の人間だから」と“初”にこだわりはない。「会長が最後の花道は盛大に用意してくれると思う。僕はそれを信じて一日一日をしっかり過ごすだけ」と話した。

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2019年4月9日のニュース