名城氏、近大ボクシング部監督に 元世界王者が異例の就任
WBAスーパーフライ級元王者の名城信男氏(37)が母校近大ボクシング部の監督に1日付で正式に就任した。プロの元世界王者が大学監督になるのは極めて異例。
名城氏は06年7月にWBA王座を奪取、08年に同王座に返り咲いて2度防衛した。14年に引退して近大ボクシング部ヘッドコーチを務めてきたが、アマチュア資格がないまま試合会場で選手の練習相手を務めたことを日本ボクシング連盟に問題視され、試合会場への出入り禁止などの処分を科された。日本連盟は9月に新体制となり、名城氏の処分を撤回してアマチュア登録を認可していた。
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