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木村翔 約半年ぶりの再起戦は3回TKO勝ち「また世界チャンピオンになりたい」

[ 2019年3月30日 22:27 ]

木村翔
Photo By スポニチ

 ボクシングのOPBF東洋太平洋フライ級シルバー王座決定戦は30日、中国・上海普陀体育館で行われ、前WBO世界同級王者・木村翔(30=青木)はウィチャー・プライカオ(37=タイ)に3回TKO勝ちした。

 昨年9月に田中恒成(畑中)に敗れて王座から陥落した木村にとっては約半年ぶりの再起戦。前日計量ではプライカオが実にリミットを1.2キロオーバーしたため、当日の体重を56キロに制限し、木村が勝った場合のみ王者になる変則タイトルマッチとして行われた。

 木村は立ち上がりから圧力をかけて自分のペースに持ち込むと、2回にはアッパー、ボディー、フックと左3連発のコンビネーションでプライカオをふらつかせる場面も。そして攻勢を強めた3回には3度のダウンを奪い、最後はレフェリーがカウントせずに試合を止めた。

 香港を含め4度目の中国のリングで快勝。木村は勝利インタビューで「また世界チャンピオンになりたいと思っています。中国で」と宣言し、大声援を浴びた。

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2019年3月30日のニュース