×

小原佳太、アブドカクロフともに前日計量パス

[ 2019年3月30日 10:47 ]

小原佳太
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界ウエルター級指名挑戦者決定戦12回戦(30日=日本時間31日、米国フィラデルフィア)の前日計量が行われ、同級4位のクドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)は145.8ポンド(約66.1キロ)、同級5位の小原佳太(32=三迫)は146.2ポンド(約66.3キロ)でクリアした。

 ウエルター級のリミットは147ポンド(約66.6キロ)。この階級で過去に日本人が世界王者になったことはなく、小原が勝てば前人未踏の領域に1歩近づくことになる。

 2016年9月に海外での世界戦を経験。IBF世界スーパーライト級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に敗れて王座獲得はならなかったが、その経験は大きな財産になった。さらに1階級上げたことで「減量のためではなく、勝つための練習に集中できるようになった」という。

 アブドカクロフはアマチュア経験が豊富でプロ15戦15勝9KO無敗の強敵だが、小原は「一瞬のキレ、爆発力は僕の方が上」と自信を持っている。25日に成田空港で取材に応じた際には、「いかに自分のボクシングが通用するかチャレンジしたい。通用しなかったら相打ち覚悟で最後は気合で勝ちにいきます」と意気込みを語っていた。

続きを表示

2019年3月30日のニュース