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船井 新元号世界王者1号だ!33歳プロ15年目の初挑戦

[ 2019年3月21日 05:30 ]

IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ   王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)《12回戦》同級1位・船井龍一 ( 2019年5月4日    米国カリフォルニア州ストックトン )

世界初挑戦を発表したワタナベジムの渡辺均会長(左)と船井龍一
Photo By スポニチ

 プロ15年目での世界初挑戦。会見に臨んだ船井は晴れやかな表情で意気込みを口にした。「世界王者になる夢と米国で試合する夢が同時にかなう日が5月4日だと思っている。何が何でも勝ちにいきます」。

 高1でワタナベジムに入門し、4回戦時代に2敗した男は、敗戦や故障を乗り越え、17年3月に高校時代から親友の中川健太(レイスポーツ)を下して日本タイトルを獲得。「あれで自信がついたし、自信がついて実力も上がった。あの試合があったから今がある」と振り返る。それから2年、世界に手が届くところまで来た。アンカハスは6度防衛中の難敵だが、勝てば、新元号での日本人世界王者1号となる可能性も高い。33歳の苦労人は「勝利の報告を届けます」と約束した。

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2019年3月21日のニュース