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井上尚弥 グアム合宿へ出発 WBSS準決勝に向け「スイッチ入れる」

[ 2019年2月17日 10:28 ]

グアム合宿出発前に成田空港で取材に応じた井上尚弥
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)が17日、グアム合宿への出発前に成田空港で取材に応じた。“チーム井上”としての合宿は静岡県熱海市が恒例だが、今回は尚弥の希望もあって15年7月以来2度目のグアム。「暖かいところでやれるのは大きい。この時期の熱海じゃ寒すぎるし、ケガとかも怖いので」と話した。

 4月6日に日本タイトル挑戦を控える、いとこの浩樹(26)は不在だが、父の真吾トレーナー、WBC世界同級暫定王者の弟・拓真(23)らが同行。現地では熱海合宿と同様に砂浜での走り込みなどフィジカル強化のメニューを消化する予定で、高村淳也トレーナーは「丸3日間やるので3泊4日の熱海合宿よりキツいかも」と予告した。

 参戦中の最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ」(WBSS)の準決勝が5月18日に英国グラスゴーで開催されることが決定。相手はIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)だが、ロドリゲス対策の前に自身の心身の再構築を目指す。尚弥は「試合まで間隔が空くのでリフレッシュがてら追い込んでいければ。この合宿でスイッチを入れる感じですかね」と話した。21日に帰国する。

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2019年2月17日のニュース