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伊藤雅雪、凱旋勝利に意欲 米国での王座奪取は「誇り」“挑戦者の気持ち”でもっと強くなる

[ 2018年12月28日 13:36 ]

<ボクシング・トリプル世界戦 会見>拳を合わせる(左から)拳四朗、伊藤雅雪、井上拓真(撮影・吉田 剛)
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 ボクシングのトリプル世界戦(30日、大田区総合体育館)の記者会見が28日、都内のホテルで行われた。

 初防衛戦に臨むWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)は、7月に日本人選手として37年ぶりに米国で世界王座を奪取し、今回が凱旋試合。「アメリカを経験して日本に帰ってこれたことを誇りに思うし、自信にもなっている。充実した気持ちで防衛戦に臨むことができる」と心境を語った。

 30日の大一番に向けては「“挑戦者の気持ち”をつくってこれた。自分がチャンピオンだけど、もっと強くなれると思っている。自分らしいボクシングをするので、伊藤雅雪というボクサーを日本のみなさんに見てほしい」と意気込んだ。

 挑戦者で同級1位のエフゲニー・チュプラコフ(28=ロシア)は「いい準備が出来ている。心も体も準備万端だ。世界ベルトには大きな価値がある。それを獲得するために、私は全てを捧げる」と話した。

 なお、オフィシャルはレフェリーがローレンス・コール(米国)、ジャッジはダニエル・サンドバル(同)、フィリップ・オースチン(オーストラリア)、パトリック・ラッセル(米国)の3氏が務める。

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2018年12月28日のニュース