チャーロ兄弟 そろっての防衛戦で兄勝利 弟は番狂わせで王座陥落
プロボクシングのWBC世界ミドル級暫定タイトルマッチ12回戦は22日(日本時間23日)、米国のニューヨーク州で行われ、王者のジャーモール・チャーロ(28=米国)が挑戦者のマット・コロボフ(35=ロシア)を3―0(119―108、116―112、116―112)の判定で下し、暫定王座の防衛に成功した。
これでチャーロはデビューから28連勝(21KO)。一方、敗れたコロボフの戦績は30戦28勝(14KO)2敗となった。このタイトル戦の挑戦者はウィリー・モンロー・ジュニア(32=米国)の予定だったが、モンロー・ジュニアに禁止薬物の陽性反応が検出されたため、試合直前の17日にコロボフへの変更が発表された。
前座カードではチャーロの双子の弟で、WBC世界スーパーウエルター級王者のジャーメル・チャーロも登場。同級5位のトニー・ハリソン(28=米国)を相手に4度目の防衛戦に臨んだが、0―3(112―116、113―115、113―115)の判定で敗れ、王座から陥落した。
現地放送局は117―111でチャーロの勝利としたが、リングサイドのジャッジ3人はすべてハリソンの勝利を支持。この結果に場内からはブーイングが沸き起こり、チャーロも「ポイントを失ったラウンドがあったかもしれないが、勝ったのは相手にプレッシャーをかけていた自分だ」と不満を漏らした。戦績はハリソンが30戦28勝(21KO)2敗。一方、チャーロは初黒星となり、32戦31勝(15KO)1敗。
2018年12月23日のニュース
-
タイソン・フューリーの弟トミーがプロデビュー 戦績10勝102敗の37歳に判定勝ち
[ 2018年12月23日 22:09 ] 格闘技
-
竹本雄利が最優秀選手賞 峯田との東西MVP対決制した 全日本新人王決定戦
[ 2018年12月23日 20:50 ] 格闘技
-
スティーブンソン 昏睡状態から目を覚ます ガールフレンドが声明発表
[ 2018年12月23日 19:16 ] 格闘技
-
ウォーリントン フランプトンとの打ち合い制す 判定でフェザー級王座初防衛
[ 2018年12月23日 18:42 ] 格闘技
-
チャーロ兄弟 そろっての防衛戦で兄勝利 弟は番狂わせで王座陥落
[ 2018年12月23日 17:32 ] 格闘技
-
辰吉寿以輝 デビュー10連勝「成長しました」来年はタイトル挑戦だ!
[ 2018年12月23日 05:30 ] 格闘技
-
峯田“通過点”だ 竹本「盛り上がる」 フェザー級東西対決に注目
[ 2018年12月23日 05:30 ] 格闘技