×

和毅と対戦のA・メディナ、余裕の調整も…金平会長「和毅の圧勝ですね」

[ 2018年11月8日 14:22 ]

A・メディナはハンマーを手にポーズを決める(撮影・荻原 浩人)
Photo By スポニチ

 プロボクシングのWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定12回戦(12日、後楽園ホール)で亀田3兄弟の三男・和毅(27=協栄)と対戦する同級1位のアビゲイル・メディナ(30=スペイン)が8日、協栄ジムで練習を公開した。

 長男・興毅氏や次男・大毅氏らが視察する中、ストレッチ、シャドーボクシング、ミット打ちと約30分間、体を動かした。

 来日して3日目。「2日間は眠れない時もあったが、今はゆっくりできている。コンディションは100%バッチリ」と順調な仕上がりをアピール。「和毅もポテンシャルを秘めているとは思うが、私の方が上だ」と言い切り、自身の拳がハンマーに例えられることにちなみ、ハンマーを持って写真撮影に応じる余裕も見せた。

 対する協栄ジムの金平桂一郎会長は「典型的な中南米系の選手」とメディナの印象を語り「和毅の圧勝ですね。中盤から後半にチャンスが来て、仮に倒し切れなかったとしても明確な形で終わる」と豪語した。

 興毅氏は筋肉の動きやバンテージの巻き方に着目し、「パンチはあるんやないかな。自信を持っている感じやね」と警戒しつつ、「あのあご髭の中に何か隠してんかな」とメディナのあご髭にも注目。「あごの形を見たかった。形でいろんなことが分かるから」と言い、「ちょっと多すぎやろ。トレードマークと言ってもルールもあるんやから」と“クレーム”をつけ、ルールミーティングで抗議する可能性も示唆した。

 メディナはこの日で練習を打ち上げ。10に調印式、11日に前日計量が行われる。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月8日のニュース