パッキャオ王座陥落…無名挑戦者に0―3「何の言い訳もない」

[ 2017年7月3日 05:30 ]

WBO世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦   ○同級1位ジェフ・ホーン 判定3―0 王者マニー・パッキャオ● ( 2017年7月2日    ブリスベン )

ホーン(左)のパンチを受けるパッキャオ
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 6階級制覇王者マニー・パッキャオ(38=フィリピン)が世界的には無名の挑戦者にまさかの判定負けを喫し、王座から陥落した。5万1052人が詰めかけたアウェーの屋外競技場で、体格とパワーで勝るジェフ・ホーン(29=オーストラリア)の積極的なファイトに苦戦。バッティングで両側頭部から流血した末にジャッジ2人が2点差、1人が6点差の0―3で初防衛に失敗した。黒星は「世紀の一戦」と呼ばれた15年5月のフロイド・メイウェザー(米国)戦以来だった。

 ようやくペースをつかんだ9回、左右のフックで相手をダウン寸前に追い込んだ。しかし、インターバルでレフェリーから「次も下がり続けるなら試合を止める」と告げられたホーンが奮起。再び押し込まれ、勝機を逃した。ホーンが再三のバッティングにも減点されず、中継した米ESPNは「116―111でパッキャオ」と採点を疑問視したが、本人は「何の言い訳もない。採点は尊重する」と敗戦を受け入れた。

 上院議員の仕事が忙しく、練習不足が指摘されていた。昨春に現役復帰して世界王座に返り咲いたものの衰えは隠せず、12月には39歳になる。「この試合で学んだことを次に生かしたい。再戦?やります」と現役続行を口にしたが、希望していると言われるメイウェザーとの再戦も含めて今後は不透明だ。

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2017年7月3日のニュース