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帝里、2度目世界戦も完敗…7回TKO負け「全て自分の弱さ」

[ 2017年7月3日 05:30 ]

IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦   ●同級3位・帝里木下 TKO7回1分53秒 王者ジェルウィン・アンカハス○ ( 2017年7月2日    ブリスベン )

アンカハス(右)と打ち合う帝里
Photo By ゲッティ=共同

 帝里木下(31=千里馬神戸)は3年ぶり2度目の世界戦でも完敗した。パッキャオの“弟分”ジェルウィン・アンカハス(25=フィリピン)の左クロスをまともに受け続け、2回に右まぶたから流血。7回には顔面を警戒しすぎて右ボディーで膝をつくダウンを喫し、起き上がったものの試合を止められた。

 カウンター狙いが裏目に出た形で「3回に右目がふさがってから、ほとんど見えなくなった。調整は順調だと思っていたが、体が思うように動かなかった。硬さや減量の影響があったのかもしれない。全ては自分の弱さ」と振り返った。

 進退については「家族とゆっくり過ごしてから考えたい」と保留した。

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2017年7月3日のニュース