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井上尚弥&八重樫東 5・21ダブル世界戦!2日間で5試合の“世界戦ラッシュ”

[ 2017年4月4日 13:00 ]

チャンピオンベルトを肩に拳を突き出す八重樫(左)と井上尚弥
Photo By スポニチ

 ボクシングの大橋ジムは4日、都内のホテルで会見を開き、5月21日に東京・有明コロシアムでWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23=大橋)とIBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(34=大橋)がダブル世界戦を行うと発表した。井上尚はWBO2位のリカルド・ロドリゲス(27=米国)を相手に5度目の防衛戦、八重樫は3度目の防衛戦がIBF暫定王者ミラン・メリンド(29=フィリピン)との王座統一戦となる。また、前座では12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水聡(31=大橋)が山本拓哉(28=エディタウンゼント)とプロ3戦目となるフェザー級8回戦を行う。前日5月20日は同会場でWBA世界ミドル級2位・村田諒太(31=帝拳)の世界初挑戦などトリプル世界戦が組まれており、2日間で世界戦計5試合のビッグイベントとなる。

 井上尚に挑むロドリゲスは身長1メートル63。WBOラテンアメリカ・スーパーフライ級王座を3度防衛中で、戦績は19戦16勝(5KO)3敗。大橋ジムの大橋秀行会長は「当初は統一戦か、1階級上げてバンタム級への挑戦が9割ぐらい決まっていたが、WBOの指名挑戦者に決まった」と説明した。井上尚は「下半身をこれから強化していって、今まで以上に力強い試合ができると思う。結果次第で次は米国という話もある。そこへ向けて頑張っていきたい」と抱負を述べた。ロドリゲスについては「接近戦が非常にラフで強い」と印象を語った。

 IBF世界ライトフライ級暫定王者のメリンドは身長1メートル57の右ボクサーファイター。昨年11月26日、八重樫負傷のために設けられた暫定王座決定戦でファーラン・サックリンジュニア(タイ)に判定勝ちを収めている。元WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者で、戦績は37戦35勝(12KO)2敗。八重樫は「キャリアが抱負で苦労人。凄く真面目で、コツコツと積み上げてきたので、崩しにくいし、メンタルも強いと思う。気を引き締めていきたい」と意気込みを語った。

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2017年4月4日のニュース