×

竹中 東洋太平洋フェザー級∨3戦へ「仕上がりバッチリ」、荒谷と計量パス 

[ 2017年2月8日 15:23 ]

東洋太平洋フェザー級王者・竹中良(右)と挑戦者の荒谷龍人
Photo By スポニチ

 ボクシングの東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦(9日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、王者・竹中良(31=三迫)はリミットいっぱいの57・1キロ、挑戦者の同級11位・荒谷龍人(29=KG大和)は200グラムアンダーの56・9キロで一発パスした。

 3度目の防衛戦となる竹中は今回、スパーリングの他にウエートトレや階段上りなど足腰の強化に努めてきたと言い「仕上がりはバッチリ」と自信を示した。荒谷の印象については「ジャブ。リーチがある。思い切りもいいと思うし、勢いがある。負けられない」とコメント。フィジカル強化で筋肉量がアップし、試合1週間前の体脂肪も2年前の10パーセントに比べて6パーセントまで下がっていると明かし、「今回は一番減量がスムーズだった。毎回減量が簡単になっている」と肉体の進化を口にした。

 一方、タイトル初挑戦の荒谷は「ワクワクしている。この瞬間のためにボクシングをやってきたので、楽しまないともったいない感じ」と緊張の色は見せなかった。竹中の弱点とされる部分を突く練習も積んできたそうで、「本番ではまれば。ガードの空いている隙間を狙っていきたい」と話した。仕事はパーソナルトレーナー業を独立して営んでおり、病院でお年寄りに体の動かし方を教えることもあるという。トレーナーとして見た自分の体については「穴がありすぎ」と苦笑した。

続きを表示

2017年2月8日のニュース